人生という旅は学習すべき事態の連続体から成り立っているといっても過言ではありません。とにもかくにも日々解決すべき問題が発生します。私たちはその中から学習すべき様々なエッセンスを抽出し自らの生活を改善する手段として内外に影響を及ぼすのです。
原因と結果という法則から鑑みると、あらゆる現象には原因があり結果があるわけですから、今私が受け取っている者はかって私が周りに与えたものであるという事なんです。
善の原因には善が、悪の原因には悪がというのが理屈なのです。
優越感と劣等感は同じ精神作用であることを理解している人は少ないが真理の裏表なのです。
これは、ともに自己中心主義のあらわれであるから結果的に自分にとって不都合な現象が起きるのです。
昨今の出来事というのは物事の存在そのものが一切「相衣性」があるのだ、という事を忘れているような言動や、政策行政が多いような気がしている。コロナ禍に於いて「リモートワーク」を進めているようだが、世の仕事の大半は現場で発生しているという事を知らないのかといいたくなります。リモート優先で経済が回るはずがありません。
勿論不要だとは思っていませんが、優先すべき事項ではないという事です。
多くの人はそれぞれの役割の中に存在意義を見出し、職業として周りに役立つ仕事を為しているが一方において多くの人は消費者でもあるわけですから、そのバランスを保っていかなければならないのです。
ですから、今私が受け取っている者はかって私が周りに与えたものであるという事なんです。原因と結果が一つのサイクルを創り上げさらに循環していく。そうやって多くの人は人生という旅の目的を知ることになるのです。