自然の法則に循環と変化があります。物質そのものはエネルギーの集中固体化したものであり同時に不滅の生命エネルギーとして存在することになります。
その中で私たちは己の個性を磨き永遠の魂として修行の旅をつづけるものであります。
現在この地上界で修行している私たちは、個性を磨きそして人間本来の使命を果たしていくことになります。当然のことながら永遠の魂である私たちは今肉体という衣を身にまとい人生行路を歩んでいくわけですが、時として肉体が故障し調子が悪くなることがあります。
その折は病院に行きそれなりの治療薬を得ることになります。
一方心の栄養剤の存在があるはずですがそれは一体どのようなものでありましょう。どこに行けば手に入るのでしょうか、ここではその栄養剤に関して、側聞ではありますが私自身学び実践すべき事に関して記していきたいと思います。
心はエネルギーであり、プラスとマイナスしかありません。どちらでもないという事はありません。私たちはものを思ったり考えたりしながら生きているのです。これを「精神力」といってもいいでしょう。
原因と結果という自然の法則からは善いことを思えば善いことが、悪いことを思えば悪いことが現われるという事なのです。
ですから、自分の心の管理は、自分でするようになっています。明るく、楽しく、素直に生き多くの人々のお役に立つように管理するといういう事です。
この生き方が良いことであるという事を私たちは知っていますも。ではどのようにすれば明るく、楽しく、素直に生きることが出来るのでしょうか。それは常に良いことを思い、相手のためになることを語り、そして良いことを即実践することです。
善いことを思うとは常に感謝をすればいいんだという事は知っているのですが具体的には、問題が起これば「この問題解決を通して成長脛水戸が出来る」と感謝します。次には、「相手のために話をする」という事です、相手のために話をするためには相手のことをよく理解する事がだいじです。よく褒める言葉が良いといわれますが、その褒める内容も相手のことを理解していないと的外れになり意味を持たなくなるものですし同じことが叱るという事にも当てはまります。
善いことを実践するにの素直な心はどのようなものでしょうか、それは両親が無条件に私たちを愛してくれていたころを思い出し反省する事から生じてきます。何よりこの世にて生活できるよう肉体を頂き、命をはぐくんでくれたことに対する感謝の思いが素直な心を引き出してくれるようです。
でも親殺し、子殺しなどの現象が起きているのも一方では事実なのでありますが、実は人間の生命活動においてあってはならない事でもそれすら原因結果の法則が働いているという事は厳然たるものであります。そのことは、人が輪廻転生という循環の法則の中に存在している事の証なのであっていずれかの時代における転生の反動であるわけです。
いつしか投げていたブーメランが帰ってきたといえるわけです。親子双方にとってのけじめだったのかもしれません。
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