2021年05月03日

神の愛を感じるとき

 神によって創造された世界には、神の愛が遍く及んでいます。神の愛は、すべての存在物、生命体、意識体を包んでいます。神はその愛から、ご自分が造られた万物を維持・支配するシステムを設けられました。それが「神の摂理・法則」です。神はこの法則によって宇宙・霊界に調和と秩序をもたらしています。神はこの法則を通じて、人間に臨んでいます。そのためすべての人間が神によって「完全平等・完全公平」によって愛され扱われることになります。「神の愛」の平等性は、摂理の支配というシステムの中で成就されているのです。

 霊界に於いては特に神の存在を疑ったり否定するものはいません。それは物質世界という鈍重なバイブレーションで成り立っている地上界とは違って「神の愛」が実感をもって認識されるために、神の存在を否定しようにも否定できないからです。地上で生きている者が自分たちの周りに存在する空気の存在を疑うことがないように、それと同じように霊界人の中で神の存在を疑うものはいません。
 地上における感覚がもっと研ぎ澄まされて状態で神の愛を感じるのです。

 その「神の愛」の本質とは一体どのようなものなのでしょうか
 宇宙・霊界の万物を創造された神は人間にとって「霊的親」でありその愛は「親の愛」以外の何物でもありません。親は子供の幸福を何より望みます。自分の幸せよりも子供の幸せを真っ先に望みます。親は子供が幸せになった姿を見たとき、はじめて自分も幸せになれるのです。

 神の愛は、自分の事よりも相手のことを先に心配する愛であり、自分よりも先に相手の幸せを願う愛です。そしてそこには見返りや打算などは一切ありません「無所得の愛」であり、完全な利他性と無償性が、神の愛の本質なのです。

こうしてみると現代におけるいろんな宗教にある教えって変なのばかりですよね・・・
posted by 筆文字や隆庵 at 10:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする