この世は誤解によって存在していると思うことが多すぎるといった話をよく仲間たちとする。
この世に住むそれぞれの人々はそれぞれの思い、生まれ育った環境や両親や親しい人たちによる教育、思想、習慣そして五感によって今日まで生きてきたといえる。
そうしてそれぞれの人は各人がおかれた歴史的な環境下でとにもかくにも人生という旅をつづけてきているのである。
人生すなわち社会との関連性の中にありそれは社会を構成している人間関係によって成立しているのが事実であろう。
だから多くの人達との関連が調和されていることが幸福への条件なのではないか、もしくは競争の中に人生があってその競争に勝つことが幸福の条件なのか・・・
これらの命題に向かって学び、体験をし研究を積み重ねた過去の人達は試行錯誤を経て人生の哲学を学んだり、偉人といわれている方の体験などを参考にしながら日々を送っているといえる
これは意識してるかしていないかは別にして誰もが何かを教材にして日々を送っているともいえるということである。その人たちの羅針盤が何かについては所属している組織、家庭、地域の環境そしてマスコミ報道である。
そうした多くの情報は極めて「ネガティブ」な要素を含んでいるという事を私たちは知っている。何故なら人間の持つ本能にある自己防衛というものがあるために危機を回避しようといった考えが第一に発揮されるためである。またそれらのマイナスのイメージは各人の行動体系までも変化させる力をも持っているのである。
だから前向きにプラス思考で生きようとしている人はそれなりに生き生きと幸福な人生を送っているがその逆にただ無意識に、垂れ流されている情報によってマイナス思考にコントロールされている方々は非建設的な不満を日常的に心に持ちながら人生を歩むことになるのだと小生感じる次第である。