とある職場での話です。
上司が部下の山田君(仮称)に対して次のようなことを言った「よく仕事が出来る○○君だが、最近どうも独断で勝手に好き勝手やっているようだがどうなんだ」
山田・・・「一体誰がそんなことを言っているのですか?」
上司・・・「誰が・・ではない。その話が事実かどうかを聞いておる。みてみぬふりをしていては何も解決しないし、問題は誰が言ったのかではなく何を言ったのか、何が話題になっているのかということであって そのことが部員みんなの共通認識にまでなっているのかということなのだ
こうして、はからずも上司の私の耳に入ってきているという事はそれなりの事実か、さもなければ単なる誤解、もしくは意図された誤解なのかという事を当然理解しておく必要があるのだ」
山田・・・「客観的事実を確認いたします。その原因も追究します」
という会話だったのですが
言われている○○君本人がどう感じているかがポイントなのです
通常他人から何か言われたり、噂になったり、誹謗中傷されたりするのは、その人に誹謗中傷されるなにか原因があるからであってその解決を図るには自らが考えなければならないのであります。
ここで考えるべきは普段の立ち居振る舞い、言動、表情に至るまでの態度が果たして調和にやくだっていたかどうかが先ず第一であること
人を見下していないか、また逆に誰かに取り入ろうとしているか、優越感や劣等感などで人を区別していないかその他など
これらの生活状況がないかと反省する必要があります。
真の人間は自らの行動をいましめている人の事を言います。