2021年12月25日

様々な現象の捉え方

 身の回りには多くの出来事が毎日発生している、直接自分に関係する事に関して一体どういう捉え方をすればいいのであろうか・・・を考えてみたい。

よくあるたとえ話にコップの水に対する考えとして「あと半分しかない」と思うか「まだ半分もある」と思うかによってその人の日常の考え方の習慣がわかるという。
 同じ状態をどう考えるか前者は悲観的な見方であり後者は楽観的な見方というのだが同じ現象においても考え方ひとつで意味がことなるのであります。つまり前向きな積極的思考と後ろ向きの消極的な思考のどちらかを選ぼうとするときは前向きになろうという話です。

 なぜか、それは時が前にしか進まないし振り返ってみて反省は善いが後悔ばかりで自分を貶めていってもいいことひとつもないという事を知っているからです。でもいつもそういう考えに陥る習慣を持っている人もいます。
 車を運転していてバックミラーばかり見ていると事故を起こすよという話です。
 前向きの人はプラスの言葉を吐き後ろ向きの人は愚痴をこぼし他人の悪口をいう、それぞれが「類は類をよぶ」ということわざ通り同様の思いを持った集まりが出来てしまうのです。
 色々な環境が出来上がります。
後向きで消極的で否定的な言動の多い人が発する雰囲気は暗くどんよりとした空気感をまん延させ、その雰囲気と同様な環境を作り不平不満の磁場ともいうべき世界が出来上がるのです。結果自己を不幸な境涯に貶めてしまう事になるわけです。
一方、積極的で前向きな言動は明るく楽しく素直な集団をつくり上げることが出来ます。結果として元気ではつらつとした環境となり善なる循環を呼び込むことになり幸福な人生を送れることになるのです。

 という事は調和された世界を求めるならばその環境をよくするためにはまず正しい心構え、積極的思考と正しい言葉遣いをする必要があるのです。その言葉は日頃から自らが培っている私たちの本性によって発せられていることに気付かなければなりません。
 だから自分の性格から変えなければならないという事なのです。
日々の生活の中において、どんな事態に対して(例えば人と仕事の話をする)どんな受け取り方をして(ああこの人は機嫌がわるいなあとかいいなあとか、また言葉遣いなどが好きとか嫌いとか)そして何を語ったか(何のために語ったのか、それは調和に役立ったか否かなど)に関して追跡とて行くという方法もあり、まとめて一週間とか一か月とかのサイクルでチェックしてみながら、正しく前向きで感情的ではない話し方が出来ていたかを観察しながら自分の本性を発見しては修正するといった一連の思考手順を身に付けたいものです。実はこれこそが人生を構築していく秘訣の第一歩だと考えるからです。

 
posted by 筆文字や隆庵 at 09:58| Comment(0) | 人生プロデュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする