我々は永遠の生命を持つものであり、魂そのものは神の意識から離れ自らの個性を頂いた時から永遠の旅を続けている。
この地球上にくらすようになってから凡そ3億6千年といわれている。(高橋信次師ご指導、新復活より)
そこから数多くの転生輪廻を数えてきたのである。その転生の過程に学んでいったことが今我々の個性となっているのだ。
さて、現在地球の日本に生まれる前には天上界というべき世界に住していて今度生まれたいと思う場所をあの世の役所のようなところに申し込み、希望を伝えるのだそうで、その折には自らの魂の遍歴や自らの魂の兄弟、先輩、指導霊と相談した内容によって場所と時代を決めるそうだ
この際は予め自らの両親となるべき人にお願いしたりして決めていなければならないのである。
お願いする人は過去にお世話になったり、お世話したりと永い魂の遍歴の中で関係の深い方であるという事は、あの世この世を貫く法則である「波長共鳴」に準ずるわけである。
地球上に肉体を有している我々にとってはその詳細にはわからずともが縁の深い人が我々の親であるということは間違いないと思うのである。
そこで、役所に企画書を提出 自らの「目標」を明記し「プレゼンテーション」を行うのだ。晴れて決定した後に、自らの両親の地上界への転生を見送り、自らは待機し父母の人生を天上の世界、あの世から見守るという事になる。約束通りにことが進めばいいのだが・・と心配するらしい。
約束通りとは予定通りの両親の間で生まれるという事であるが、様々な地上での生活で両親となるべき魂がそれぞれ別の人と結ばれたという事もあり、予想と食い違う事もあるという事だ。その場合はよっぽどの約束がない場合、母の方に生まれるという事である。
天上界ではその場合もあらかじめ計画されておりこの場合はこうという具合にいくつものケースは予測されているという事なのだ。
いずれにしても、我が生まれ成長するまでの間 お世話になっていくという事に間違いなく感謝しなければならないのである。
この道理を理解すれば昨今の親殺し、子殺しの悲惨な出来事がいかに天地の法に逆らっているかが認識されるであろう。
世はまさに末法であり、本来の人の在り方について考えなければならないのである。