今、私たちがこの現象界(地上の物質界)に生きているということは、すなわち過去も生きていたということになるわけであり永遠の旅を続けながら「創造主の心に」一歩でも近づかなければならないというのが万人に与えられた使命なのであります。
ところが修行の場として与えられているこの物質の世界ではあの世の世界での生活と違い自らの意識は10%しか表面化しないようになっているため中なか過去の経験によって培った知識や能力を発揮できなくなっているのです。
あらゆる物質の仕組みも同様であって10%の表面化された姿になっているのです
例えば、氷は同じ分子式であるH2Oの水の中では全体の10%が顔を出しています、同じく溶けた鉄の10%しか表に出ていないようにです
その潜在している意識の中には何億回と転生輪廻を繰り返してきたところの偉大な智慧が眠っているということになります。
そこで、その偉大な智慧を呼び起こし現実の世界に役立て行くことができれば身の回りに起きている問題解決が容易になるのです。
それを「心の窓が開く」とい言います
心の窓が開かれると、未解決の問題は次々と解かれていきます、その時その人は己の使命の重大さを悟るでしょう。
それは学んだから解明したのではなく潜在意識の90%の中にある心の智慧の泉から湧き出してくるからである。
般若心経の中にある般若波羅蜜多とはそのことを解いているのであります。
多くの人々は肉体という物質をまとっているためその魂意識の10%で人生を送っているため、人生の苦しみを自分で造り出してその結果を直接受けるようになってしまう。
あの世から私たちに霊感を与えたり援助しようと思って協力している魂の兄弟や友人たちの通信すら中々受けられなくなてしまっているのが残念ながら現実なのであります
私たちの魂は、意識はあの世と通じていて誰もが発信機と受信機を持っているのですが波長、振動数を合わせられないため通信ができなくなっているのです。
この世に生まれる前に約束していた両親の間に生を得、肉体人間として人生が始まる際 天上の世界から見守ってくれる約束をしている守護霊、指導霊多くの友人は、激励会を開いてくれているのです・・・生まれたばかりの赤ん坊が「にこにこ」笑っているのはその魂の仲間たちと交流しているのです。そしてまもなく交流はいったん閉ざされ人生を送るということになるのです。
こうした縁があったとしても気が付くことが少ないということは生まれる前につくった今回の人生の「シナリオ」にたいしてなんとなくは覚えてはいるものの、肉体人間として成長したとしても10%の意識ゆえか、現実社会においてだんだんと間違っていき 物質的 経済的、地位や名誉欲 情欲的、自己中心的な人生を送ってしまうためである。
しかしながら、私たちは正しい行為をなす自由と同じく誤った行為をなす自由も与えられているのも、創造主の愛なのだということです。
要は、肉体人間である必要性は過ちを自らの成長の糧とすることを望んでいるのであります。