物に執着する想念と行為による悪循環をいう。
このカルマが転生の過程に於いて修正されなければならないのだが、
しかし、根本的に是正されない限り、カルマは輪廻するので個人的、社会的混乱の過紋はなかなか消え去らないという事になる。
もともとカルマというものは縁に触れ現れることによってはじめて人はそれに気づき現れることがなければ理解もできないし
修正も不可能となる。
その現われの形が大きく発展すると末法となり、社会が混乱することになるのである。さらにカルマをカルマとして認めず、見過ごしてしまうと新たなカルマをつくって混乱にいっそうの輪をかけることも起きてくる。
・・・・私たちが日々遭遇する出来事は突発的になんの脈絡もなく起きるのではなく、そこには必ず原因というものが存在していて
偶然に起きたという事はないのである。
ある出来事に際して、何故、どうしてといった原因追及の習慣を持つという事がカルマの解消という課題に対して重要な
思考なのである。
何度も起きる事柄に対しては特に要注意であることを知ろう。
