結果をつくる原因というのは何も個人だけの法則ではなく、家庭にも学校にもあらゆる組織、会社、組合、地域社会、国家に至るまで適用されるものだという。当然である
原因があって結果があるという事は歴史の学習によって明らかにされていることを理解するのである。
栄枯盛衰は「驕る平家は久しからず」といった言葉によって伝えられてはいるものの、本来の「人々の調和」を目的とした政治だったならば衰退するものではなかったのである。そこに、自分たちだけが良ければいいのだという驕った心理が働き、平家であらずは人にあらずなどという言葉が残っていることで、滅びの法則が理解できるのである。
そののちも同様、源氏の在り方もまた自己中心主義によって滅びを迎える
このように、自他の区別、差別が自己中心的思想を持つ者の宿命として、栄枯盛衰を体験してしまうのである。
さらに、一つの結果は新しい原因をつくる糧となり先人の過ちを理解し、新時代をつくろうとするリーダーが生まれ、改革という名のもと様々な行為を進めていく、多くの仲間たちの賛同を得て程度はともかく成功していくのであるが、再び自らを驕り自己中心的になっていくのだ、人の持つ「業」の深さを思い知っていくというのが人類の歴史があらわしている事なのである。
何度間違えればいいのであろうか。
21世紀の現代・・・同じことを国家がやってる
企業がやってる、学校がやってる、家庭がやってる
自分たちだけが良ければいいと・・・その結果はいずれ自らが悔いる事態を招くのだ
ブーメランともいう