凡ての生命体は循環という理屈の中に存在している。
生老病死というサイクルは何も人間だけではなくすべてのものにいえるものである。
とりわけ人は自らそのメカニズムを知っているだけに「生老病死」についての考えをつい恣意的に見てしまうのである。
エネルギーの集中固体されたものが、物質と呼ばれるものであって私たちの肉体も例外ではないのだ。という事は
私たちも物質と言う事なのであって、同時にエネルギーであるという事になる。
そもそもエネルギーというものは滅することはなく、ただ形状が変化するだけである という事は人間の命も変化するだけでエネルギーとして存在し続けるという事になるのだ・・という事を般若心経で述べられている。
色即是空、空即是色というくだり。これこそが私たちの宿命なのである。要するに今の私たちの意識、エネルギーは不変であるのだという事を2500年前のシャカは説いているのである。
つまり色不異空、
不生不滅は心、魂は永遠に意識をもって生き続けていくのだということである。