2016年02月29日

経済とは何か

いつのまにか、日本は新自由主義、資本主義にすっかり汚染されている。たとえば
人を評価するのに、その人の人格、識見ではなくて、いくら金を持っているか、どんな家に
住んでいるか、どんなものをもっているか、社会的地位は・・・というようにその人そのものは
評価せずに、その人の所有する外的な付加物によって評価する。
 大して金も持たない、そんなにいい家に住んでいるわけでもない、普通の服装をしている
という人間は、人間的にどんなに優れていても、立派な人とはいわれない。
そこで、今一度考えてみよう「経済のための人間か、人間のための経済か」・・・
企業の目的は何か?といわれれば、多くの人は「利益をあげることにある」という
それなら、企業が儲けさえすれば、そこで働く人間はどうなってもよいのか、人間はただ食って
働いて寝るだけが人間なのか。ここで問う。
1.会社は常に儲けて高賃金を払うが、人間的には無視されて、人間を機械と同じように考えて
 働かされ、能力が落ちたらすぐくびになるという会社で働く方が良いのか
2.会社は赤字にも黒字にもならず、常に経営を維持できていて、優良会社とはいえないがその
 会社は人間味があって、上司と部下、同僚間に慈愛の心が漲り、お互いに助け合って、家に
 いるような気楽さがあって、時間もかまわず、とにかく働いている事が楽しくて仕方がない
 賃金はそんなに高給ではないが、生活するに十分な給料は与えられ、終身雇用で家族主義の
 一生安心して働ける会社とどちらがよいのか。
昔は日本には、後者の会社ばかりであった。しかし、昨今の日本は、米国の経営学を学び、赤字
になったといえば、すぐリストラで人間を解雇するということになり、解雇されて失業した一家
が、どれだけ苦労するかということは全く考えないという、会社が儲かっていれば血も涙もない
という経営者が増えてきた。

 すこぶる当り前の経済原則であるところの「生産者、流通者、仕事をしている人すべて」は
「消費者」であるという事を忘れているとしか思えないのである。

 早く目を覚ましてほしいものです



posted by 筆文字や隆庵 at 12:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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