2019年04月22日

柄という事

 柄とは、本来人や組織が持っている品性や生き方の基本となっている習慣的な心構えと行動体系のことだと私は認識している。

例えば、お国柄という言葉がある。これはある国という組織の過去のある時から現在まで(場合によっては未来まで)引き継がれるところのその国の成り立ち、その国ならではの事情などから導かれ、その結果的構成されている様々な要素。
特にある現象に対する考え方や、行動の方式が意識的にせよ無意識的にせよ自然に理解できるような性格のようなものをもっている状態を「国柄」と呼ぶ。

 この「国柄」に準ずる形で成立している地域の気候風土、地形、基盤となる産業や経済などから形作られた特性、文化等その地域ならではの成り立ちを「地域柄」地方色などと呼ぶ。
同じような観点から社会の風習などもその地方の柄によって生じているものである。

又、会社といった組織ではこの「柄」の事を「社風」と呼ぶ

 「家柄」とは同様にその家庭がもつ過去からの歴史(因果)から培われている考え方や行動、周りにある様々な状況、状態、他者への思いなどが構成する「我が家」ならではの存在意義、教養や文化などの表現の有無などから成り立ってる要素の事をいう。

 では「人柄」とはどう解釈できるのか、少なくとも上述した「国柄」「地域柄」「家柄」といった周りの環境に大きく影響を受けていることは否めない、つまり「人柄」構成する要素としては周囲の環境や教育、思想、習慣そして五感という肉体的な影響に左右されて成り立っているものといっていい。

 つまり、自己を取り巻く環境一切に影響されているのが「人柄」と呼ぶのである。

 これらの「柄」の一切が我々の人生に大きく関与しているのであるから、幸福の道を歩もうとしたときはそれぞれの「柄」の善悪を把握反省しながら生きていかなければならないのである。その「柄」の中で最も大切なものは「人柄」の是正であろう、何故ならその他の「柄」を是正するには一足飛びでは難しく場合によっては何百年かかることもあろうかと考えられるからである。

 しかし「人柄」に関しては自力によって可能でありいずれは、周りを巻き込んで善処することの可能性はあるものの時間をようするものであろうと考えるからである。

 
 




 

 



posted by 筆文字や隆庵 at 14:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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