本年の2月後半からNHK大河ドラマは「渋沢栄一」であり、彼の半生を描く物語であります。
書店に行きますと彼の記した「論語と算盤」なる書物が並んでいますね。
これらを読みひも解くと急成長していった戦後における各企業の持つ哲学が「論語と算盤」に書かれてある哲学と実際どのような違いがあったか又共通点があった場合どうあったかを比較してみるのも面白いのではないでしょうか。
こんなくだりがありました
ちょっと調子がいいとすぐに我境遇を忘れて分量不相応の考えをだし、また、ある困難に遭遇すると我が位地を失くしてうち折れてしまう
即ち幸いに驕り、災いに哀しむのが 凡庸人の常である
・・・・・物事の一喜一憂に苦慮し大局を見失っている不幸な考えである

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