2021年10月16日

目標を紙に書くという事

 目標設定の極意といわれている行為として、目標を紙に書いて置き毎日それを見て再確認するといったことが様々な手帳術や成功ノートの書き方などの本に記述されています。
 それがどういうメカニックで構成されているかというと
1. 文字にするという事で自分の心の中を整理できて行動指針として思い出しやすい状況になります・・・・心に刻み込むことで無意識のうちに目標達成のための心のセンサーが自動的に働くことになり、関連する情報がやたら目につくようになります。例えば海外旅行にいくという目標を立てた時点から、ふと目にしてた旅行パンフレットなどが余計に目についてしまうことや、家を建てようという目標を立て眼とやたら新築住居の建築現場に目が行くようになり、新しい事業を起こそうとしたら同業の仕事ぶりに興味を覚え研究しようと思うわけです。

 目標の文字や画像や動画などに興味がいき潜在意識層に遠慮なく関連情報が入っていくわけです。

2. 目標達成の期限を決めるという事はその達成までの道筋を心に描きなさいという事ですがこれを描くことは戦略を立てるという事です。戦略立案のためには一体何が必要かという事を探っていくわけですがそれぞれの取得目標というものが必要になってきます。ここでは優先順位をどう決めていくのかがポイントとなるわけです。それぞれの個別目標を達成していきながら本来の主目標を達成するというのが当たり前ですが道なのです。いついつまでにこういう状態。つまり達成している状態を明確にしておくことが重要なのであります。
 シナリオライターのような作業になるわけです

3. 目標達成の道筋を歩んでいくときに必要な要素、これが一番大事な事だと思うのですが協力者の存在が不可欠であるという事です。その協力者に積極的に働いてもらおうとするときには目標立案者である私自身がどれだけ真摯に人間関係構築していたかにかかるといってもいいでしょう。人間性が問われるというわけです。
 実はこの協力者をつなげている要素を考えることが難しいのですが、どういう縁が考えられるでしょうか
それは@利害関係・・例えば経済面での報酬によって結ばれた縁 A信頼関係・・・例えば夫婦であったり親子であったりとは別に哲学や思想の共通性などによって結ばれた縁 B自分にとって重要な役割をになっている人からの紹介による縁  など様々な観点から考えられる限り列記してみましょう 今だけの縁 これからの縁 長い短い縁 色々ですが、達成までの時間が長ければ長いほど真の仲間という立ち位置の協力者が必要であります。「波長共鳴」という法則を思い出します

4. 紙に書いた目標はその個別の戦略とともに達成したとたんに紙くずになってしまうのですが、達成するまでの環境設定から行動までの一連の考え方は必ず実力となって心に記録され記憶されるのです。
 だから、どんな目標設定でもそのメカニズムに当てはめることが出来るようになるわけです。

と・・・・小説やドラマならこの時点でジエンドとなるわけですが、現実にはそうはいかずこの達成した目標を縁として次の目標が出来るという事になります。ましてや目標までの人なのかその先にあるものを考えているのかによってずいぶんと人生は変わっていくものです。前日述べた学歴問題も同様でその先を想像できるかがその人の人格であり小さな人間であるか否かに影響を与えることになるのです。




posted by 筆文字や隆庵 at 10:45| Comment(0) | 人生プロデュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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