確かに世の中にある便利なもの、文明の礎になってきたのが「知性」というものの存在価値であることは疑いのない事であろう、しかし一方においては知識教育といったものでいびつな人間を作り出してきたのも事実なのである。
知に偏り過ぎる弊害は、細やかな人間の感情的なしぐさやもののあはれに感動する情緒、言うならば冷たい何事にも心を動かせない環境を作っていくのではないかと危惧するものであり、心の豊かさといった本来の人間模様を忘れたような立ち振る舞いなど昨今の社会を鑑みるにつけそういう場面を多くみるようだ。
政治・経済・教育・医療・福祉・厚生の世界など知が勝ちすぎていてそのことによる差別すら平然と行われている。そんな世界に危機感を持っている次第である。
実はこのブログで「真の人間の生きる道」とは一体何だろうという事から自らの人生を見直すためにあちこちの書に触れながらこう述べているわけです。わずかながらもこんな駄文を読んでいただいてる方もあり小生としては面はゆいながらも書き綴っていこうと思っている次第です。
読んでいただいた方に感謝致します
隆庵
【関連する記事】