考え果たしてビジネスに芸術作品が持ち込められるのか・・を研究。
モノ余り時代における「無意識の選別」
2019年から20年にかけて、経済社会に大打撃を与えた「コロナ」というパンデミックは
人と人とが触れ合わざる得ないビジネスに相当な影響を与えた。
その第一は「移動」を伴うビジネス。 鉄道、バス、観光など 次にサービス業、美容、サロン、マッサージ等
5類に変更された後も失われたビジネスチャンスはなかなか取り戻せていない。というか選別の度合いが大きくなっていて
事業体それぞれの立ち位置によって、従来の在り方の反省と今後の戦略立案に大きな課題を投げかけている。
わくわく系ビジネスの小坂氏はその著書の中で「選別消費」という言葉で説明している。
人気のある企業、商品が顧客である自分にとってコストをかける価値があるや否やでシビアに選択しているといった消費の事である。
要するに人が買わなくなったのは「中途半端なもの」であって「心が豊かになるわけではないし、さしあたっての生活必需品でもないもの」特に今や「心が豊かになるもの」以外はスモールビジネスを生業としている私たちにとって扱ってはいけない分野であろうという事。
高齢化社会とはいえ消費したがっている人々はいまだに健全であり、ただ買いたいものがないというだけなのだ。
「不要不急」の中に商品のヒントがあるのである。
特に私は「芸術性」という分野に焦点をあわせ、仕事づくりにまい進する。
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